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逆さバイバイは発達障がいのサインって本当?

子育て・教育のヒント
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発達障がいによる症状の現れ方は、その人の脳がどのような特性を持っているのか、また発達障がいの種類などによっても違ってきます。しかし一方で、発達障がいの人に現れやすい特徴的な症状・しぐさがあるのも事実です。
今回は発達障がいのサインと言われる「逆さバイバイ」について、解説していきます。特に赤ちゃんなどお子さんのいる家庭は、気になる行動のチェックをしてみましょう。

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逆さバイバイってどんなバイバイ?

一般的に「バイバイ」のジェスチャーと言えば、誰かと別れるときに相手の方へ手のひらを向けて、左右に手を振る行動を指しますよね。
これに対し「逆さバイバイ」は、誰かと別れるときに自分の方に手のひらを向け、相手の方には手の甲を向けて左右に手を振るジェスチャーを言います。

「逆さバイバイ」は、発達障がいの人に現れやすい特徴的なしぐさの1つとして知られていて、発達障がいの症状として現れる特徴的なバイバイには逆さバイバイ以外にも以下のような複数のバリエーションがあります。

  • 手を左右ではなく、腕から大きく上下に振る
  • 手招きをするように、手首から先を上下にパタパタと動かす
  • 左右にねじるようにして、腕全体を振る
  • ドアノブを握るときのように手をすぼめて振る
  • 手刀のように指をピンと伸ばした状態で手を振る
  • 汽車のマネをするときのように、脇のあたりで腕を回す
  • 手をたらした状態のまま振っている  など

発達障がいの子どもはなぜ逆さバイバイをするの?

発達障がいの子どもの多くが「逆さバイバイ」をするのは、発達障がいの特性ゆえに、以下のような感覚に陥っているためと考えられています。

手の感覚が鈍くなっているため、上手に動かせていない

発達障がいの子どもには、自分の体への感覚が鈍い子が多いといわれています。
このため本人が通常のバイバイをしようとしていても、うまく動かせず手のひらの向きが逆になっていたり、指が閉じたり伸びたりしている可能性があると考えられています。

単純に、相手のバイバイのマネをしてしまっている

発達障がいの子どもは社会性や想像力、コミュニケーション能力が低いケースが多いです。
このため、バイバイの動作が「別れる相手に対して手のひらを向けて行うもの」と気がつけず、単純に動作をマネした結果逆さバイバイになってしまっていることもあります。

手のひらが自分の方を向いている状態が、自然と感じている

日常生活では、手のひらを相手に向けて行動することは少ないですよね。
このため普段の習慣から、バイバイをするときにも無意識に自分の方に手のひらを向けている可能性があります。

手遊びや、手のひらを見ていることが落ち着く

発達障がいの子どもには、手をひらひらと動かして遊ぶのが好きな子も多いです。
自分の気持ちを落ち着けるため、またはクセや感覚遊びのために手を動かしているだけで、そもそも本人にバイバイをしている意識がない可能性も考えられます。

意味を理解していないが、周囲にうながされマネしているだけ

発達障がいの特性によっては、本人がバイバイの意味自体を理解しないまま、漠然と周囲の動きを真似している可能性も考えられるでしょう。
この場合は、コミュニケーションとしてのバイバイの意味を理解できないまま、なんとなく相手と似た行動をとっていると予測されます。

おわりに:逆さバイバイは、発達障がいの子どもに現れやすいしぐさ

手のひらを自分に向けて振る「逆さバイバイ」は、発達障がいの子どもに現れやすい特徴的なしぐさです。

逆さバイバイには、手のひらの向き以外にも指の開き方や手の動かし方によって複数のバリエーションがあり、人によって現れ方は異なります。しかしいずれも、手の感覚が鈍くなったりジェスチャーの意味を理解できないなど、発達障がいの特性ゆえに現れるとされる症状です。
発達障がいのサインの1つとして理解しておくべきでしょう。

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