子ども向けSSTワークシートの効果は?無料DLや市販購入できる?

子育て・教育のヒント

SST(ソーシャルスキル・トレーニング)の実践方法のひとつに、ワークシートがあります。SSTをより効果的にするためにはワークシートをどのように使用するといいのでしょう。オンラインでダウンロード可能なものや市販で購入できるものもありますので、おすすめのワークシートもあわせて紹介します。

SST(ソーシャルスキル・トレーニング)の方法って?

SSTの実践内容はさまざまな種類があります。SSTを受ける本人の特性や年齢、発達の段階に合わせてSSTの指導・実施計画を立てることが基本で、下記のトレーニング内容を組み合わせていくことが一般的です。

  • ゲーム
  • ディスカッション、ディベート
  • ロールプレイ
  • 共同行動
  • ワークシート、絵カード、ソーシャルストーリー

SSTの流れやワークシートを使う「リハーサル」の目的は?

SSTの実践の流れとして、「教示、モデリング、リハーサル、フィードバック、般化」をひとつのサイクルとして考えることができます。

1.教示 (インストラクション)
SSTで習得を目指すスキルが何か、そのスキルが必要な理由、スキルを習得することでどんな効果・結果があるかを、トレーナーと参加者で共有します。参加者に対しては、言葉や絵カードなどを用いて伝えます。特にゲームやロールプレイをするときは、実践上での約束やルールを明確にすることもあります。

2 .モデリング
トレーナーが手本となる振る舞いを見せたり、不適切な振る舞いの例を見せます。参加者自信にどうすればいいか考えてもらうことがモデリングの目的です。モデリングのときに動画教材やプリントなどを使用して場面をイメージさせると、参加者の理解を促すことができます。

3 .リハーサル
トレーナーなどを相手にして、参加者が実際に練習します。ロールプレイングやゲーム場面の中でリハーサルをしたり、ワークシートで練習したりすることもあります。

4.フィードバック
SSTでは、できた結果を「褒める」ことが大切です。できなかった場合は「こうするともっといいね」などの声かけで修正を促すことをフィードバックといいます。トレーナー側としても、できなかった場合は指導計画の見直しを図ることができるでしょう。

5.般化
学習したスキルを実際の場面で発揮できるようにしていく段階です。獲得したスキルを発揮しやすいように、環境を整える必要もあります。

SSTは、小さな成功体験を積み重ねていく「スモールステップ」で取り組んでいきましょう。できたことを褒めて本人が成功を自覚しながらSSTを継続することで、より結果につながりやすくなります。

無料ダウンロード・市販購入できるSSTワークシートを紹介

SSTで扱うシーンやテーマは、参加者の発達の段階や年齢、行動に合わせて内容を変更し、適切なものにアレンジするとより効果的です。

無料でダウンロードできるワークシート、市販で購入可能なワークシート教材を紹介しますので参考にしてください。

無料ダウンロード可能なSSTワークシート

小学校高学年のためのソーシャルスキルトレーニング(全115ページ)』/パステル総研

発達障がい、グレーゾーンの子ども向け教材の高学年版。公式HPでは低学年向けなど段階に合わせて種類多数を公開。

専門家が作る子ども向け無料プリント やんちゃワーク

自分で考える力、社会で生きていくうえで必要な力を伸ばすことを目的とした教材。

市販のSSTワークシート

あたまと心で考えようSSTワークシート 思春期 編 』/かもがわ出版

実際にい子どもが直面するシーンを想定した教材シリーズの思春期版。

特別支援のSST 教材(初級・中級)』(Gakken)さくらんぼ教室

発達障がいの幼児教室のパイオニアであるさくらんぼ教室のオリジナル教材。

おわりに:ワークシートを使うことでSSTの練習をより効果的に!

SSTはスモールステップの考え方で、小さな成功体験を積み重ねていくことでより結果につながりやすくなります。最初から上手にできるとは限りませんので、ワークシートを用いた練習や読解・理解力アップを促しながら、SSTに取り組んでいきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました