境界知能の子どもに必要なサポートとは?『マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち』を参考にしよう

発行部数50万部超えのベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』の著者・宮口幸治さんの新刊が2020年8月28日に発売されました。タイトルは『マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち』(宮口幸治著、扶桑社発行)です。

今回の書籍のテーマは、IQが70~84の「境界知能」と呼ばれる子どもと、そのグレーゾーンにいる子どもたち。生きづらさを感じる子どもがどんな困難を抱えているか、どのようなサポートを必要としているかを紹介してくれる一冊です。

知的障がいとは?境界知能の子どもって?

知的障がいとは「知的能力障害」のことです。知能の働きが標準と比べて低い数値にあり、日常生活や社会生活に必要な能力に制限がみられることを指します。知能を測る指数であるIQが70未満の場合に、知的障がいと診断されます。

この知的障がいに当たらない、IQ70~84の人は「境界知能」と呼ばれています。IQ85~110程度に多くの人が当てはまることから、知的障がいでもないIQ70~84の人が境界にあるといわれているのでしょう。
境界知能の子どもは、35名のクラスならば約5人ほど存在するとされ、日本人の7人に1人は境界知能であるとも考えられています。

また、生活上の課題がありながら、その原因や状態がわかりにくいという特徴がある子供を「グレーゾーン」と位置づけられています。

境界知能の子ども、グレーゾーンの子どもの特徴って?

境界知能やグレーゾーンの子どもは、学校生活などでトラブルを起こすことがあります。そのトラブルには、次のような特徴が影響しているそう。

  • 物事を自分が被害を受けていると捉えやすい
  • 人の気持ちがわからない
  • 感情の起伏が激しい
  • 感情表現が苦手である
  • 落ち着きがない
  • 自信が持てない など

『マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち』では、タイトル通りに境界知能やグレーゾーンの子どもたちが直面するトラブルなどをマンガで解説。どんな状況で、どのように感情が動いたのか、周囲にどんな印象を与えてしまうのか、といった具体的な例を知ることができます。

知的障がいと発達障がいの違いは?

知的障がいは、IQで示されるような知的機能の発達水準が低いという特徴がみられます。しかし、発達障がいの多くは知的障がいを伴いません。
発達障がいは何らかの原因によって、脳の一部の機能がうまく働かない状態です。広汎性発達障がい(自閉症、アスペルガー症候群など)、注意欠陥多動性障がい(ADHD)、学習障がい(LD)が、代表的な発達障がいとして知られています。

サポートが必要な子どもに対して大人がとりたい対策を理解しましょう

知的障がい、境界知能、グレーゾーン、発達障がいなど、特性とそれに伴う困難やトラブルを抱えやすい子どもは一定数いて、大人のサポートを必要としています。しかし、大人だってどんな風に支援をして支えていくのがよいか悩むのは当たり前!
経験を積んだプロのアドバイスを受けられると安心ですよね。頻繁に専門家に相談するのは大変なことがありますので、『マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち』のような役立つ一冊を手元に置いておくことをおすすめします。

書籍情報

書名:『マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち』(宮口幸治著、扶桑社発行)
判型:四六判
価格:本体1600円+税
発売日:2020年8月28日
ISBN:978-4-594-08575-9
公式HP:https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594085759
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■著者紹介
宮口幸治(みやぐち・こうじ)
立命館大学産業社会学部教授、医学博士、臨床心理士。京都大学工学部を卒業後、建設コンサルタント会社に勤務。その語、神戸大学医学部を卒業し、児童精神科医として精神科病院や医療少年院に勤務、2016年より現職。2019年発売の『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮社発行)は非行少年との出会いを経て、境界知能に焦点を当てた内容。
困っている子どもたちの支援を行う「日本COG-TR学会」を主宰。

(画像:PR TIMES

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