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マンガで学べるADHDの子育て本!家庭や学校でできる対策とは?

子育て・教育のヒント

ADHD(注意欠陥多動性障害)は、発達障がいのひとつです。落ち着きがない、忘れ物が多い、じっと座っているのが苦手なお子さんの子育ては、家庭でも学校でも対策が必要になってきますよね。どんなサポートをしたら子どもと家族の助けになるのか、日々疑問を感じている方もいるでしょう。

株式会主婦の友社は『ADHD 注意欠如・多動症の本』を2020年9月2日に発売しました。こちらの書籍は、ADHDのお子さんを持つ保護者、学校関係者、そしてADHD本人の子どものためになるヒントを知ることができる一冊です。

ADHD(注意欠陥多動性障害)とは?子どもの特性って?

ADHD(注意欠陥多動性障害)とは発達障がいのひとつで、多動性・衝動性・不注意に分けられる特性がみられます。

ADHDの多動性

  • 落ち着きがなく、じっとしていられない
  • 授業中や食事中に集中できず、立ち歩くことがある
  • 貧乏ゆすり、手や足で何かをいじるなど、常に体を動かしている
  • しゃべることが好きで、読書や静かな遊びが苦手
  • 常に紙など何かををいじっている
  • 外出すると興奮し、はしゃぐことが多い
  • 高いところから飛び降りるなど、危険な遊びが好き

ADHDの衝動性

  • 先生に当てられていないのに答える
  • 質問や話しを途中で遮り、話はじめす
  • 他の子どもおもちゃをとってしまう
  • 遊具の順番を待てず、横入りしてしまう
  • 他の子どもに過度に干渉してしまう
  • ものごとにすぐ反応する
  • 腹が立つとすぐ手が出てしまう

ADHDの不注意

  • 歯磨きや手洗いを忘れがち
  • 物をどこに置いたかをすぐ忘れてしまい、部屋が片付かない
  • 忘れ物が多い
  • 宿題など、嫌なことを後回しにしがちで進まない
  • 約束や予定にあわせた行動ができない
  • 字を丁寧に書くことが苦手
  • 学校の授業の板書をノートにしても乱雑な書き方になっている
  • 音に敏感なため、音が気になって集中が切れてしまう

上記の3つの特性に当てはまることが多い場合、ADHDの可能性が考えられます。適切な対処やサポートを受けることでトラブルを軽減することができます。

『ADHD 注意欠如・多動症の本』の内容は?最新治療情報もわかるの?

書籍『ADHD 注意欠如・多動症の本』は、「落ち着きがない」「忘れ物が多い」「静かに座っていられない」などの特性がみられるADHDの子どもについて、症状と対応策をマンガとイラストで解説しています。

『ADHD 注意欠如・多動症の本』目次
1 ADHDのサインを見逃さないで! ADHDの主な症例
2 正しく理解して、適切に対応しよう ADHDの症状・原因・対策
3 接し方を変えれば子どもも変わる 家庭でできるADHDとのつきあい方
4 生徒がいじめ、不登校に陥る前に 学校の先生ができること
5 じょうずに取り入れよう! 役に立つ薬物療法の知識
6 ADHDをコントロールしている5人の子どもたち 治療実例集
7 ADHDとうまくつきあっていこう! 全国ののび太くん、ジャイアンくんへ

著者は、日本にADHDを紹介した医師の司馬理英子先生。20年以上にわたり数多くのADHDの子どもと周囲の大人たちのケアをされてきた先生です。

ADHDは日常生活のミスとされる行動が多く、本人も周囲の人もストレスが溜まる傾向があります。そんなADHD本人と周囲の人が「楽になる」方法が満載なのが、『ADHD 注意欠如・多動症の本』です。

さらに本書は、最新のADHDの診断基準や、治療情報にも対応しています。ADHDは、薬物療法の併用で改善するケースもみられ、薬物療法情報についても知ることができるのも、この本のうれしいところです。

医師が書いた本というと難しそうなイメージもありますが、マンガとイラストで説明されているため、本を読むのが苦手な人やちょっと疲れているときでも気軽に読めそう!

先生など学校関係者への提案のヒントにもなる!

ADHDの子どもたちは、1日のうち多くの時間を学校で過ごしますよね。授業や学校生活でトラブルやストレスを抱えることは珍しくありません。
子どものADHDの二次障がいとして、いじめや不登校、引きこもりが引き起こされるおそれも理解しておきましょう。予防策としては、本人や家族の対応のほか、学校や先生の適切な対応も必要です。

『ADHD 注意欠如・多動症の本』を通して、本人や家族だけでなく、学校関係者のためにもなるADHD情報を知ることができます。ADHDの子どもの生活をトータルな目線でサポートしてくれる内容のため、不安を抱えている方にまさにおすすめです。

おわりに:ADHDの子どものサポート法をマンガで学んで実践できる

忘れっぽい、集中できない、落ち着きがないなどADHDの特性は、子ども本人や周囲のストレスの原因になることもありますよね。どんな対応をすればいいか悩んだときは、『ADHD 注意欠如・多動症の本』をヒントにしてみましょう。マンガやイラストでわかりやすく説明されていますので、気軽に読んで実践してみてくださいね。

書籍情報

書名:ADHD 注意欠如・多動症の本
著者:司馬理英子
B20判/128ページ
本体1500円+税
2020年9月2日発売
Amazon詳細ページへ

司馬 理英子(しばりえこ)
司馬クリニック院長。精神科医。医学博士。岡山大学医学部、同大学院卒業。1983年渡米。アメリカで4人の子どもを育てるかたわら、ADHDについて研鑽を積む。97年『のび太・ジャイアン症候群』(主婦の友社)を刊行。同年帰国し、東京都武蔵野市に発達障害専門のクリニックである「司馬クリニック」を開院。子どもと、大人の女性の治療を行っている。『こころのクスリBOOKS よくわかる女性のアスペルガー症候群』『マンガでわかる もしかしてアスペルガー! ? ~大人の発達障害と向き合う~』『大人の発達障害 アスペルガー症候群・ADHD シーン別解決ブック』『アスペルガー・ADHD 発達障害 シーン別解決ブック』『新版 ADHD のび太・ジャイアン症候群1~3』「(以上、主婦の友社)『どうして、他人とうまくやれないの?―アスペルガー・タイプの人間関係・仕事・生活術』(大和出版)など著書多数。

(画像:PRTIMES

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