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発達障がいの子どもに指示を出すときほめるときのポイントは?

子育て・教育のヒント

発達障がいの子どもは、コミュニケーション上の困難を抱えていることが多いです。
このため、他の子どもたちと同じように指示を出していても、うまく伝わらず本人も周囲も困惑させてしまうことがあります。
今回は発達障がいの子どもに指示を出すとき、そしてほめてあげるときの注意点・コツについて、まとめて解説します。

発達障がいの子どもに指示を出すときの注意点は?

周囲の大人が、伝わりやすい指示の仕方や注意点を知っておくことで、発達障がいの子どもにもスムーズに指示を出せるようになります。

発達障がいの子どもに指示を出すときは、以下のポイントに注意しましょう。

子どもの様子を見て、指示を出すタイミングを計る

発達障がいの子どもは、気持ちの切り替えが難しいです。指示を出すときは、子どもの関心がこちらに向いているときや他の物事への関心が途切れたときなどを見計らうと、伝わりやすくなります。

声をかけるときは近くに行って軽く肩をたたいたり、視線を合うまで待ってから、指示を出すと良いですよ。

子どもの気持ちになって、指示と一緒に選択肢を与えてあげる

子ども本人がスムーズに気持ちを切り替え、指示に従って動き始められるよう、あらかじめ予告や選択肢を示すと効果的です。

例えば「時計の針が数字の〇まで来たら、お着換えの時間」と予告したうえで、時間が来たら「シャツとズボン、どちらから着る?」と聞きます。
これにより、子どもは気持ちを切り替え指示に従う心の準備をすることができ、自主的に気持ちよく指示に従った行動ができるようになります。

CCQを意識し、指示は短く具体的に伝えること

発達障がいの子どもには、視覚や聴覚、触覚など感覚に過敏性を持つ子も多いです。
子どもの特性に合わせて、気が散るような刺激や音があるような空間を避けて、以下のCCQを意識して指示を出してあげましょう。

  • C…Calm(穏やかな気持ちで)
  • C…Close(もう少し近くで)
  • Q…Quiet4(静かな声で)

また一度の指示で行動を開始できないようなら、さらに2回、3回と「短く」「具体的な指示」を意識し、繰り返し伝えてあげてくださいね。

言葉だけでうまく伝わらないときは、他の方法で意図を共有する

短く具体的に、CCQを意識して指示を出してもうまく伝わらない場合は、言葉だけで指示を理解するのが難しいのかもしれません。
そんなときは、言葉を視覚やジェスチャーなどのイメージを共有することで補いましょう。

例えば指示をイラストにして見せる、物の配置の仕方を子どもがぱっと見て理解できる色・方法に変えるなどの対策が効果的です。

うまくほめてあげるときのコツは?

発達障がいの子どもをほめるときは、できるだけ「早く」「具体的に」「伝わるかたちで」「端的に」ほめてあげるのがコツです。
以下を参考に、ほめるときのタイミングや言葉選び、言い方を工夫してみましょう。

ほめるタイミングは、行動の25%を終えた早めの段階で

たくさんほめる機会を作るため、またほめられることで子ども本人の行動のモチベーションを上げるために、ほめるタイミングは早めが基本です。

全体の行動の25%を終えたときを目安に、着替えなら服を取りに行った段階、片付けなら片付けようと行動を始めたタイミングで、ほめるようにすると良いでしょう。

なおほめる行動は、普段できないことができたときや、物事がうまくできたとき以外にも、継続してできていること、これから頑張ろうとしていることも含めてあげてください。

何ができたことでほめられているのか、具体的に伝えること

「自分で○○ができてえらいね」「○○の準備をしててすごいね」など、どの行動をほめているのかを具体的に伝えることで、子どもは何をすればほめられるのかを理解します。

具体的な対象を伝えず「良い子ね」「えらい」だけを伝えていると、子どもが「良い子」「えらい人」に固執してしまう恐れがあるので、注意が必要です。

ほめるときは、言葉だけでなく表情や声の調子でも伝える

せっかくほめていても、子ども本人にその気持ちが伝わらなければ意味がありません。
ほめるときは子どもの近くに行って視線を合わせ、注意をこちらに向けたうえで、明るい表情と声のトーンで話しかけてあげてくださいね。

ほめ方はシンプルに、余計な文言を足さないようにする

発達障がいの子どもは、長々と話されると内容がわからなくなることがあります。
大人の方も、長くなると「次はもっとできるよね」「もっと早くやっておこうね」など余計なことを言いがちですから、ほめ言葉は端的に・シンプルなものにしましょう。

おわりに:発達障がいの子どもに指示やほめ言葉をかけるときは、本人の様子をよく観察して伝えてあげよう

コミュニケーションに困難を生じやすい発達障がいの子どもへの指示や、ほめ言葉の伝え方には工夫が必要です。指示の出し方とほめ方、どちらにおいても大切なのが本人の様子をよく観察し、子どもに伝わるタイミングと方法を意識すること。

話しかけるときは子どもの注意を引き、近くで端的に・落ち着いて言葉を伝えます。コツを理解すれば、双方にとって気持ちの良いコミュニケーションを取れるようになるので、覚えておいてくださいね。

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