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ヨガ動画で発達支援!呼吸法やポーズが子どもに与える影響とは?

子育て・教育のヒント

ヨガの効果は健康、マインドフルネス、ストレス解消、呼吸法などさまざまで、メンズヨガやお年寄り向けヨガなど幅広い人に愛されていますよね。子ども向けヨガも、海外を中心に広まってきています。

2020年10月4日、世田谷ものつくり学校は先生を主な対象として、学校で活用できるヨガマインドフルネス動画の撮影を行いました。

ヨガ×学校?気になるクラウドファンディングの計画は?

がっこうヨガ推進委員会は、2020年9月10日から、クラウドファンディングプラットフォームReadyforにて「ヨガ・マインドフルネス動画教材を日本全国の学校へ届ける」プロジェクトを始動させました。

クラウドファンディングページ
https://readyfor.jp/projects/gakkouyoga

コロナウイルス感染症拡大は、子どもたちが学校で過ごす時間を短くしたり、他者とのコミュニケーションの機会を少なくするなどの影響を与えています。

こういった状況において、短時間でも子どものケアにつながるストレス対処方法のニーズがあるとし、このヨガ動画教材のプロジェクトが始まりました。学校の先生方が15分程度のヨガ動画を日々の指導に活かし、子どもが安心できる日常サポートにつながることが、がっこうヨガ推進委員会のプロジェクトの願いです。

不登校・いじめ・発達障がいに寄り添う「がっこうヨガ」


がっこうヨガ推進委員会のメンバーは100人にものぼり、発起人は太田千瑞さんです。太田さんは臨床心理士・ヨガインストラクターの資格を有し、教育委員会の相談員や小中高のスクールカウンセラーとして活動されてきました。学校に直接出向き、いじめ・不登校・発達障がいなどの相談に応じてきたため、子どもが抱える問題へのアドバイスが期待されます。

撮影した動画は、ヨガの呼吸やポーズをどのように子どもに活用するかを具体的にレクチャーする内容。臨床心理士の視点から、子どもの心に寄り添う方法、いじめ・不登校・発達障がいへの対応策が伝わるようになっています。

自分もやりたい!と思うヨガ動画の特徴って?

youtubeなど動画サービスやオンラインヨガクラスはたくさんありますが、今回の子どもヨガの動画にはどんな特徴や工夫がされているのでしょう。

既存のヨガ動画が子ども向けでない理由

  • ヨガの呼吸やポーズのレクチャーはされているが、ヨガに興味のない子どもや運動が苦手な子どもへの配慮が少ないものが多い
  • 大人のヨガのポーズは、そのまま子どもに用いると怪我につながりおそれがあるため、ポーズに調整が必要。特に発達のアンバランスさを抱える子どもにとって取り組みづらいものがある

がっこうヨガ推進委員会が撮影した動画教材は、次のような工夫が盛り込まれました。

がっこうヨガの特徴

  • 子どもの動機づけ高めることを目的とした声かけの方法を取り入れている
  • 学校にいることを想起させるシーンを盛り込み、指導に活かしやすくする
  • ヨガによる効果を明確に示すことで、ヨガの資格を持たない学校の先生でも、安全に安心して活用できる
  • 子どもの悩みや発達障がいによる特性など、子どもの個性に合わせた支援やカウンセリングマインドを学べる

動画では、声のトーン、雰囲気作り、言葉の選択、どのタイミングで言葉を発するか、子どもとの距離感などを学ぶことができますので、現場で実践しやすい構成となっています。

先生やママのなかにはヨガの勉強をしていたり、すでにインストラクターの資格を持っている人もいるかもしれません。動画教材で、子ども向けヨガの教え方や楽しみ方を学べば、スキルの幅がぐんと広がるのも素敵ですよね。

公式サイトではオンライン研修も充実させているそう。いざ授業で使おうとした際に困った事態になったとき、相談にも応じてくれるのも安心です。

学校教育とヨガマインドフルネスは子どもにプラスになるの?

ヨガと聞くと、体と一体になりながら心をリラックスさせる方法というイメージがあるかもしれません。

ヨガにはさらに、「自分の心と体と対話して、選択すること」を練習する方法としての効果も期待できます。

ヨガで身につけたいこと

  • 呼吸を整え、ポーズを整える姿勢や動きが完成するプロセスを重要視する
  • 自己を見つめることを大切にする
  • 人と比べるのではなく、短時間でも自分自身を見つめる

ヨガを通して、感情のコントロールや体の基礎的な動かし方の習得、仲間への感謝の気持ちの育みなどが子どもに身につくことを、がっこうヨガ推進委員会の方々は目指しています。

おわりに:短時間ヨガで子どもの心と体をすっきり整えるのもおすすめ

ヨガは呼吸法やポーズを通して、心身を整え、気持ちの落ち着きや自己との向き合いができるリフレッシュ法のひとつ。コロナ下で知らず知らずのうちに子どもにもストレスが溜まっているこの時期に、一緒にヨガをしてすっきりしたいものですね!

団体概要

がっこうヨガ推進委員会について
発起人・管理者である太田千瑞さんが「動画教材を用いて先生が子どもとの信頼関係を築いて欲しい」という想いと、「学校教育に時間割としてヨガ・マインドフルネスを学べる心の教育の時間が策定される」ことを行政にアプローチしたいという目的のために立ち上げ。
賛同するメンバーは、約100名(2020年9月21日現在)。太田は、平成28年〜平成30年、東京都オリンピック・パラリンピック推進事業スーパーアクティブスクール指定校講師を務め、中学校の体育における実践として日本教育新聞(2019年11月4日)にて掲載あり。

(画像:PRTIMES

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