アスペルガーの才能を活かすための「ネガポジ変換」って?

アスペルガーの人は、生まれつきの脳の機能障がいによる特性を持っています。
今回はアスペルガーによる特性を個性として認め、才能として伸ばしてあげるための「ネガポジ転換」の方法と具体例を、一緒にご紹介していきます。

アスペルガー症候群は意外と傷つきやすい!?

一般的にアスペルガーの人は「空気が読めない」「他の人が傷つくような言動を平気でする」と、一括りに評価されがちです。

しかし同じアスペルガーの診断が下るような人でも、その特性や症状の現れ方には個人差があり、特性ゆえに周囲に気を使いすぎてしまい、傷つき動けなくなってしまう人も存在します。

アスペルガーの人を傷つけることなく、特性を個性・才能として伸ばしてあげるには、ネガティブな特性をポジティブな才能へと、周囲が変換していく必要があるのです。

このように個人に合わせ、アスペルガーによる特性を正しく理解し、ポジティブイメージのある個性としての言い方に変換することを「ネガポジ変換」と言います。

本人や周囲が日ごろからネガティブに感じている特性1つに対し、3つくらいずつ、ポジティブな言い換え候補を考えてみてください。

このように普段から生活上の困難となっていることを、ネガポジ変換するクセをつけておくことで、その人の長所や適性を知り、のばしていくきっかけづくりに役立ちます。

どんな言葉にネガポジ変換すればいいの?

ここからは、アスペルガーの特性をどのようにネガポジ変換すべきなのか、具体的な言い換え例を確認しつつ理解していきましょう。

特性を個性・才能にするための、ネガポジ言い換え例

空気が読めない
視覚的な情報の理解が的確、具体的な情報ならよく理解できる
表情が乏しく、自己表現が苦手
表現がうまくできないだけで、考えは持っている
いろいろな感覚が過敏、または鈍麻
感性が独特で、特別な能力がある
注意散漫、衝動的に行動する
いろいろなことに気が付きやすい、切り替え早く行動的
過集中してしまう
職人気質で、1つの物事に没頭できる性質
スケジューリングが苦手
スケジュールさえ立ててもらえれば、几帳面に進められる
新しい場所や空間の認知が苦手
見知った場所なら、とてもスムーズに活動できる
変化や新しいことが苦手、こだわりが強い
とても慎重でまじめ、納得すれば素直
いろいろな場所や人とうまく関われない
慣れた場所、相手をとても信頼してくれる
過去に経験したことは、どこでもやってしまう
初めての場所、相手とも再現できる
忘れっぽく、マルチタスクが苦手
終わったことにくよくよせず、切り替えが上手
長期的な記憶力が良い
一度覚えたことは忘れず、とてもよく覚えている
人の気持ちを理解したり、状況判断が苦手
自我がしっかりしていてマイペース、直観力に優れている

アスペルガーの人の特性を理解できたら、上記を参考にどんどんネガポジ変換してみてください。

おわりに:アスペルガーの人の特性を知り、一緒にネガポジ変換してみよう

周囲はもちろん、本人にもネガティブイメージで捉えられがちなアスペルガーによる特性は、個性や才能と言い換えることもできます。このようにアスペルガーによるネガティブな部分を、ポジティブな表現に言い換えて伸ばしていこうという考え方が、ネガポジ変換です。1つのネガティブポイントに対し、3つずつくらいのポジティブワードを用意しておくことで、その人の個性や適性を知り、伸ばしていくきっかけ作りに役立ちます。

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