コロナで外遊びの機会が減り、子どもが家の中で遊ぶ時間が増えました。スマホのゲームやアプリに触れる時間も増えてきた家庭もあるのではないでしょうか。子どもがゲームに熱中するあまり、食事や睡眠など生活リズムが乱れることも。
しかし、ゲームやアプリを通して考える力や知識を習得することもできます。ゲームを悪いものだとして禁止する以外に、どんなことに注意すればいいのでしょう。おすすめの参考電子書籍や、ゲーム障がいという病気について説明します。
コロナ過で子どものスマホゲームで遊ぶ時間が増加中
国立成育医療研究センターは、「コロナ×こどもアンケート」の第3回調査で、コロナ過における子どもとスマホゲームについての調査を行いました(2020年9月~10月に実施)。
調査によると、子どもの1日あたりのテレビやスマホ、ゲームなどを見ている時間(勉強は含まない)は、2020年1月と比べて「増えた(プラス1~2時間)」「かなり増えた(プラス2時間以上)」は41%という結果になりました。
コロナの感染拡大や自粛の要請によって、子どもがスマホやゲームで遊ぶ時間が増えていることがわかります。特に小学4~6年と中学生では、半数以上が「増えた」「かなり増えた」という回答になりました。
ゲーム障がいってどんな状態?子どもの状態をチェックしよう
子どもがゲームにのめり込んでいたり、ゲームばかりで遊んでしまうと心配になってしまいますよね。
2018年6月にはWHOが「ゲーム障がい」を病気として認定しました。ゲーム障がいとは、オンラインゲーム、パソコンやスマートフォンなどを利用したゲームへの過度な依存によって、日常生活に支障をきたす病気です。
ゲームをやめられずに続けるあまり、個人や家族、社会、学習、仕事などに重大な問題が生じる状態が12ヶ月以上続いている場合は、ゲーム障がいと診断されます。次のような症状がゲーム障がいの症状です。
- ゲームをしたいという衝動をコントロールできない
- 日常生活でほかにやるべきことがあってもゲームを優先する
- 仕事や学業、健康などに悪影響があっても、ゲームをやめられない
ゲーム障がいは大人にも子どもにもみられます。特に成長期の子どもがゲーム障がいになると、寝食をおろそかにしてしまい、体や心の発達への悪影響が心配されます。栄養不足、発育不良、視力低下、睡眠障がいなどさまざまなリスクを引き起こす原因となるでしょう。
ゲーム依存・ゲーム障がいの傾向がある子どもへの接し方のヒントに!
子どもをゲーム依存やゲーム障がいにさせないために、ゲームで遊ぶときにはルールを設ける家庭は少なくありません。しかし、子どもは自分の感情や行動をコントロールする能力が発展途上にあります。そのため、ルールに対して反発したりルール違反したりすることも起こります。
そこで、子どものゲーム遊びについて参考にしたいのが、電子書籍『ゲームは悪じゃない!コロナ禍のおうち時間にゲーム・携帯で発達を加速させる方法 』(パステル総研)です。
「パステル総研」は、子どもの発達について情報発信を行うWebサイトです。パステル総研の過去の記事の中で特に反響の大きかった『依存の不安を取り除きゲーム携帯を上手に活用するための特集』をもとに、今回紹介する電子書籍は制作されました。電子書籍化にあたり、特典「親子で作るスマホ・ゲームのルールガイド」が加えられました。
こんな悩みを抱えている人におすすめ
- お子さんのゲームとの付き合い方やルール作りに悩んでいる
- ゲームの遊び方に関して、親子ケンカになってしまう
- 子どもがスマホ中毒になっている気がする
- 子どものためになるゲームの遊び方を知りたい
無料公開だから気軽に読めるのがうれしい!
電子書籍『ゲームは悪じゃない!コロナ禍のおうち時間にゲーム・携帯で発達を加速させる方法 』は、パステル総研Webサイトにて公開中です。
『ゲームは悪じゃない!コロナ禍のおうち時間にゲーム・携帯で発達を加速させる方法 』
URLはこちら https://desc-lab.com/57774/?prt
リンクからメールアドレスと名前を登録すると、メールが届きます。
目次
はじめに
親子で作るスマホ・ゲームのルールガイド
スマホ中毒から子どもを守る予防法
何度叱ってもやめられない時の対応
ゲーム依存から抜け出すための対応
子どもを発達させるゲームの活用法
TBSラジオで大反響!ゲームで朝活
電子書籍化記念特典
【スマホ普及で子どもを待てないママ急増!「早くして」を今すぐ卒業してほしい発達科学の秘密】
おわりに
おわりに:スマホ中毒・ゲーム依存を予防して、子どもの心と体を守ろう
コロナ過では自由にお出かけできないため、おうち時間の過ごし方に工夫が必要ですよね。スマホやゲームは、使い方次第で子どものおうち時間を充実させることができるはず。スマホ中毒やゲーム障がいから子どもを守り、ゲームとの上手な付き合い方を見つけましょう。
(画像:PRTIMES)
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