大人の発達障がいにありがちな仕事の悩み解決には、確かなサポートが必要!

仕事のアドバイス

大人の発達障がいでは「仕事のミスが減らない」「上司によく叱られる」「仕事が合わなくて続かない」など仕事に関する悩みを多く抱えがちです。発達障がいの特性を理解し、適切な対策をとることでこうしたトラブルを軽減できますが、どうやって特性と上手に付き合うべきかわからないことも。

障がい者の人材育成に取り組む株式会社こころとヒューマンは、ヒューリスティック手法による「こころとインサイト分析」を開発しました。この育成プロジェクトを通して、障がいを持つ人がデザイナーやITエンジニアの分野で活躍することに成功しています。

大人の発達障がいが直面する仕事の悩み

大人の発達障がいが社会でも広く知られるようになりました。本人や周囲が発達障がいについて気づくきっかけのひとつが、仕事です。うっかりミスが多い、コミュニケーションに違和感があるなど、発達障がいの特性が仕事中にみえてくることがあります。

大人の発達障がいによる仕事への影響

  • うっかりミスや物の紛失が多い
  • デスクの整理整頓ができず散らかっている
  • 仕事のスケジュールを守れない、遅刻が多い
  • 会議などで自分が話したいことを一方的にしゃべる
  • アイコンタクトや身振り手振りなどから相手の気持ちを察するのが苦手
  • 予定外の事態が起こるとパニックになる、柔軟な対応ができない
  • 集中できる業務とできない業務が極端

発達障がいでは、上記のような傾向がみられることがあります。ただし、発達障がいでない人でもこういった特徴は現れますので、当てはまるものが多いからといって障がいの有無は断定できません。

大人の発達障がいと仕事のミスマッチ

発達障がいを持つ人は障がいの特性が出やすいため、仕事の向き不向きに悩むこともあります。以下の仕事は、発達障がいの人にとって難しめであると考えられています。

  • 高いコミュニケーション能力が求められる接客業や販売業 など
  • ミスが人命に関わる医師・看護師、パイロット など

そのほか、マルチタスク業務、電話対応業務が苦手な傾向がみられます。ただし、発達障がいの特性の現れ方には個人差があります。どんな特性がどの程度現れるか、どのような場面でみられるかはさまざまです。発達障がいだからといって、上記の仕事が向いていないとは限りません。

障がい者の雇用状況は、令和元年の民間企業に雇用されている障がい者数は約56万人という調査結果があります。


身体障がい者は約35万人(生産年齢人口の約34%)、知的障がい者は約13万人(同22%)、精神障がい者は約8万人(同4%)です。民間企業に雇用されている精神障がい者の割合が極端に小さい傾向にあります。


障がい者雇用の方針については、「雇用したい」という回答は、身体障がい者が約34%。一方、精神障がい者、発達障がい者はそれぞれ約20%と低い割合の結果になりました。


障がい者を雇用しない理由は、障がい種別の違いによらず、「当該障がい者に適した業務がないから」という理由が1位です。そのほか、「職場になじむのが難しいと思われるから」という理由が身体障がい者に比べ精神障がい者、発達障がい者で大きいことがわかりました。

発達障がいの人の仕事の悩みについては、就労支援やSST(ソーシャルスキル・トレーニング)を活用することで、特性との上手な付き合い方や仕事に必要なスキルアップを図ることも可能です。

「こころとインサイト分析」はどんなプロジェクト?

株式会社こころとヒューマンが開発した「こころとインサイト分析」は、精神障がいや発達障がいの人が社会で活躍するために、才能やスキルの向上をサポートします。

育成プロジェクトではコミュニケーション・メンタルケアを取り入れ、以下の3つのポイントを軸に支援に取り組みます。

  1. こころとインサイト分析を用いたアセスメントに基づき障がい者の才能を開花させる
  2. Cocoroto Innovation Challenge(CIC)により障がい者のスキルを引き上げる
  3. コーチングや心理学などの学術に基づく福祉的サポートとスキルのビジネス展開に向けた技術的サポートの両面でスタッフが支援する

このプロジェクトを通してスキルを伸ばした結果、デザイナーやITエンジニアとして活躍している障がい者も出ています。記事内で使用しているイラストもスキルを伸ばした障がい者が作成したものだそう。しっかりとしたスキルを身につけ、仕事につなげるプロジェクトのようですね。


プロジェクトの3つのポイントについて、次章から詳しく説明していきます。

こころの状態分析で障がい者の才能開花を目指す

「こころとインサイト分析を用いたアセスメントに基づき障がい者の才能を開花させる」では、障がいを持つ人自身がそんな人物かを評価しながら潜在スキルを分析します。その上で適性に合ったスキルアップを提供するのが特徴です。

ステップは次の3つに分かれ、障がいを持つ個人を詳細に評価・分析します。

  1. 基礎アセスメント
  2. こころとインサイト分析
  3. 才能開花アセスメント

基礎アセスメント【人物評価】

基礎アセスメントではスキルではなく人物評価を行います。その人の人物像、こだわり、心理的状態の変化について、生活面と仕事面の両面において47項目で評価。基礎アセスメントシートにまとめ、コミュニケーション・メンタルケアやインサイト分析に用いるデータとして活用されます。

こころとインサイト分析【潜在スキルの算出】

その人の才能が開花し、伸びる可能性のあるスキル候補を探すステップです。基礎アセスメントシート、障がいの特性、育成経験と改良の結果から得られたノウハウを使用したヒューリスティック手法をもとに、「インサイトシート」を作成します。インサイトシートには、各業務に使用するスキルがスコアリングされ記入されます。スコアが高いスキルほど、才能の開花が見込める項目ということです。

才能開花アセスメント【スキル検証】

さまざまなテスト業務にチャレンジし、才能開花を促すステップです。インサイトシートのうち、スコアの高いスキル項目に関するテスト教材に取り組みます。スキルゼロの状態からテスト教材に取り組み、能力を発揮していく人も多くみられます。

「CIC」で才能を業務遂行レベルまで伸ばす

アセスメントの次は、「Cocoroto Innovation Challenge(CIC)により障がい者のスキルを引き上げる」段階に進みます。才能や能力を開花させ、業務を通して社会貢献できるようにサポートすることがCICの目的です。

CICの特徴

  1. スキルごとに学習カリキュラムを用意
  2. 課題は技術スタッフが考案し、レベル分けされている
  3. 習熟度が上がるにつれて難しい課題に取り組める
  4. 課題の最後には実践業務を想定した課題に挑戦
  5. 課題をクリアできれば類似業務を担当できると判断される

株式会社こころとヒューマンが業務の対象としているのは、テクノロジー分野です。RPAやプログラミング等のIT系業務、ランディングページやバナー制作といった制作業務に分かれます。IT系業務スキル26項目、制作業務22項目の合計48項目の業務スキルについて、5段階で評価します。

福祉的サポートと技術的サポートで才能を活用する

最後の段階は、「コーチングや心理学などの学術に基づく福祉的サポートとスキルのビジネス展開に向けた技術的サポートの両面でスタッフが支援する」です。

福祉的サポート

コーチングや心理学をマスターし、障がいに対して知見のあるスタッフによるサポートです。基礎アセスメントシートに基づき、その人に合った伝達、説明、質問応答を行います。伝え方の工夫などをサポートし、パフォーマンス向上を目指します。デプスインタビューなどの手法に基づき、能力発揮を促します。

技術的サポート

ビジネス経験のある技術スタッフが、障がい者の取り組み状況を確認しながら、才能や能力を発見するサポートです。才能開花アセスメントの段階では、さまざまなスキル項目に取り組みます。その際に技術スタッフが障がい者の得意分野を発見し、ビジネスに活かせるように導きます。

おわりに:こころの分析や潜在スキル発見などが仕事の楽しみに!

自分の適性に合わない仕事や職場で辛い気持ちを抱えてしまう人は少なくありませんよね。悩みはストレスとなり、うつ病などを引き起こすおそれもあります。自分の将来のためにも、今回紹介したサービスや支援を活用し、適性を伸ばしてみてはいかがでしょう。

会社情報

会社名:株式会社こころとヒューマン
代表者:代表取締役 大島三星
所在地:東京都港区港南1丁目9番36号
事業内容:主なサービスは、オンラインアシスタントサービス「こころとアシスタント」、制作代行サービス「制作アイランド」、AI開発支援サービス「こころとアノテーション」、RPA開発支援サービス「こころとRPA」
URL:https://cocoroto-human.co.jp/

【お問い合わせ先】
株式会社こころとヒューマン
担当:水元
TEL:050-3568-8265
E-mail:info@cocoroto-human.co.jp

(画像:PRTIMES

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